交際費ってどこまでですか？

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ピカイチ先生の税法指南
交際費ってどこまでですか？

ケンちゃん	「先生、交際費ってどこまでが範囲ですか？」
ピカイチ先生	「そうじゃの、一般に得意先等に対して、接待、供応、慰安、贈答等に要する費用じゃが。」
ケンちゃん	「例えば、得意先を呼んで、ゴルフコンペを開催した費用は、交際費ですよね。」
ピカイチ先生	「そうじゃ。」
ケンちゃん	「じゃあ、その得意先の人を送ったタクシー代はどうなりますか？」
にし代理	「それ交際費だね。」
ケンちゃん	「タクシー代でもですか？」
にし代理	「ゴルフ接待に関連する費用と言うことかな。」
ケンちゃん	「へ～そうなんですか。」
ピカイチ先生	「ケンちゃん、みとちゃん、それでは、質問じゃ。例えば、お客様と食事をした場合の交際費かどうかの判断は、何かの？」
みとちゃん	「えっ、金額かな？高いのは絶対にダメ。」
ケンちゃん	「絶対に場所ですね、先生のいつも行くとこは、交際費ですね。」
ピカイチ先生	「こらこら、余計なことは、言わんでよろしい。2人ともはずれてはいないがもう少しと言うことかな。」
にし代理	「実質的に判断するしかないですよね。例えば、食事をした場合でも、赤坂と千葉では、金額が違いますし、ビール1本程度なら通常の食事と認めると言ってる人もいますしね。」
ピカイチ先生	「小額物品の不追求で、3000円を基準にすると言うこともあるようじゃしの。なかなか見解の別れるところじゃ。」
ケンちゃん	「法律も決めてくれれば良いのにねえ。」
みとちゃん	「ところで、ケンちゃん先生の良く行く所ってどこ？」
ケンちゃん	「・・・・・・・・」
ピカイチ、静かに席を立ちドアを開ける。
みとちゃん	「あんた、どこいくの。」